盛り土点検の様子初公開 福島県内673カ所、熱海土石流受け

 
盛り土にポールを刺して軟弱な地盤がないかを確認する県職員

 県は7日、静岡県熱海市で7月に起きた土石流災害を受け、県内で行う盛り土の総点検の様子を報道陣に公開した。673カ所で行っており、点検の状況を公開するのは初めて。

 総点検で災害発生の可能性がある箇所を洗い出して国に報告するほか、喫緊で災害防止対策が必要な場所などが見つかった場合には所有者を特定して対応を協議する。

 県は9月27日から準備が整った箇所で点検を始めており、この日は民間業者が開発した会津地方の盛り土の区域を調査した。県職員がポールと目視で点検を行い、亀裂や雨水による浸食、崩れやえぐられた場所がないかどうかを確認した。終了後、担当者は「許可の通りに工事されていて安全性に問題はない」と話した。

 国は熱海市の災害を受け、全都道府県に盛り土の総点検を依頼しており、全国の状況を年内に取りまとめる方針。