川俣シャモで「元気になれる防災食を」 福田小児童アイデア披露

 
渡辺社長(右)に防災食のアイデアを発表する児童ら

 川俣町の福田小の6年生10人が、本県を代表するブランド地鶏「川俣シャモ」を活用した防災食の開発に取り組んでいる。商品開発へのアドバイスを受けようと、4日、川俣シャモの加工販売を手掛ける同町農業振興公社を招いた授業が行われ、児童が思い思いの防災食のアイデアを披露した。

 取り組みは総合的な学習の時間を活用した防災学習の一環。児童は「町を守るために何ができるか」を考え、「防災」をテーマにした商品開発を通じて、地域の防災や活性化を目指す。

 「災害時でも食べたら笑顔になれる防災食を考えた」「パッケージは手軽に手に取ってもらえるようなデザインを考えた」―。授業では児童が川俣シャモを使ったハンバーグやカップラーメン、カップケーキなどの防災食のアイデアや、工夫した点などを同振興公社の渡辺良一社長に発表した。

 同振興公社は現在、川俣シャモを使ったレトルトのハンバーグを試作している。偶然にも児童が考えた防災食のアイデアの中にハンバーグがあったことから、今後、児童と同振興公社が協力して、味やパッケージなどに対する児童の意見を取り入れながら商品化を検討していくとしている。

 児童らは発表で「栄養価が高くて幅広い年代の人が食べられる、災害時でも元気になってもらえるような防災食を考えていきたい」などと話した。