後方モニターで注意喚起 最新「救急車」2台 白河消防本部配置

 
菊地事務局長(左から2人目)から車両を引き受けた安部消防長(同3人目)

 白河地方消防本部は、後方にモニターを設置した新たな救急車両を白河消防署表郷分署と矢吹消防署泉崎中島分署にそれぞれ1台配置した。モニターには「救急搬送中」など、さまざまな文字を表示することができる。こうした機能のある救急車両の導入は、東北地方で初めてという。

 同消防本部によると、救急車両は搬送時、サイレンや赤色灯で周囲に注意喚起しているが、後続車にあおり運転をされることもあったという。新たな救急車では、モニターに「救急搬送中」「ご協力ありがとうございます」などと後方のドライバーに向けたメッセージを映し出すことができることから、より安全・安心な救急活動につながるという。

 また、文字を表示することで、聴覚障害がある人への注意喚起にも効果があると期待される。モニターは、「熱中症に注意」や「火の用心」など、映し出す文字を自由に変更することができるため、幅広い広報活動にも利用することができる。

 このほか、車内には最新の生体情報モニターも設置されている。新型コロナウイルスの感染防止へ、オゾンガスを活用した車両除染システムなども整備されている。引き渡し式は1日、同消防本部で行われた。白河地方広域市町村圏整備組合の菊地浩明事務局長から、安部達郎消防長を通して鍵のレプリカが各分署長に手渡された。