車いすバスケ・増子恵美さん「目標に向かい全力」 若松六中講演

 
生徒とミニゲームで対戦する増子さん(右)

 東京五輪に関連する教育事業として、三春町出身でシドニーパラリンピック車いすバスケットボール銅メダリストの増子恵美さん(51)の講演会が6日、会津若松市の若松六中で開かれた。増子さんが、目標に向かって努力することの大切さを生徒に伝えた。

 同市教委の主催。本県にゆかりがあるパラリンピアンと交流することで、子どもたちに夢や希望を与えようと開かれた。

 全校生徒約90人が参加。増子さんは19歳の時の交通事故で車いす生活になった。増子さんは講演で、当時の気持ちを「何もやる気が起きなくなった」と振り返った。リハビリのため、軽い気持ちで車いすバスケットボールを始めたがその面白さに引き込まれたという。

 増子さんは仕事と競技を両立しながら目標を達成するために、ノートに練習内容や時間割などを詳細に記録した。「どうしてもメダルが取りたくて、努力して1年後に取れた。やると決めたら全力で取り組む姿勢が大事」と目標を設定する重要性を訴えた。

 講演に先立ち、車いすバスケットボール体験が行われ、増子さんと生徒や教員らがミニゲームに挑戦した。