「なりすまし詐欺」「乗り物盗難」注意 相馬署が啓発グッズ作製

 
通帳ケースなど啓発グッズを手に注意を呼び掛ける菜花課長

 相馬署は11日からの全国地域安全運動を前に、管内の犯罪被害の発生状況を踏まえ、なりすまし詐欺への注意を呼び掛ける「通帳ケース」など啓発グッズを作製した。なりすまし詐欺を巡っては、管内では9月末までに4件の被害が発生しており、すでに昨年一年間の被害件数3件を超えている。

 通帳ケースは、相馬地区防犯協会連合会や同地区金融防犯協会とともに300個を作製した。ケースには同署のマスコットキャラクター「そうまくん」があしらわれ、「キャッシュカードを渡さない」「暗証番号を教えない」といった注意事項を記した。

 また、管内での車上狙いや自転車盗などの乗り物被害では、7割以上で鍵のかけ忘れがあった。そのため、同署と相馬地区防犯協会連合会は、マスクに施錠の徹底を求めるチラシを添えた啓発グッズも準備した。

 同署の菜花真一生活安全課長は「ケースを見ることで、詐欺の手口に気づき、思いとどまるきっかけになれば。また、マスクをかけるように、当たり前に鍵もかけてほしい」と呼び掛けている。

 マスクは運動期間中の啓発活動、通帳ケースは年金支給日の15日に相馬市、新地町の金融機関で配布する。