「若者が楽しめる場所に」水たばこカフェ開店 福島

 
「訪れた人が素でいられる場所にしていきたい」と意気込む小山さん(左)と渡辺さん

 福島市の小山憂大さん(22)と、渡辺詩則(しのり)さん(22)=福島大3年=は2日、都内の若者らを中心に注目を集めている水たばこ「シーシャ」のカフェ「Chill Day(チルデイ)」を同市新町にオープンさせた。共同オーナーに就いた2人は「訪れた人が素でいられる場所にしていきたい」と意気込む。

 シーシャは専用の味付けをしたフレーバーと呼ばれるたばこの葉を炭で熱し、発生した煙を水にくぐらせてから管で吸う仕組み。中東発祥といわれている。

 同市で生活する渡辺さんは以前から「福島市には若者の遊べる場所が少ない」と感じ「若者が気軽に楽しめる場所をつくりたい」と考えていた。東京の友人にシーシャを勧められたこともあり、同市初のシーシャカフェを開きたいと、中学時代に交流があり東京都でフリーランスで働いていた小山さんに声を掛けた。

 2人が6月に福島駅前などで20代を対象にアンケートを行ったところ、約700人中85%がシーシャに興味があることが分かった。その結果や、カフェの事業内容などを説明して融資会社から資金を調達したほか、インターネットで資金を募るクラウドファンディングを行うなどして開店にこぎ着けた。2人は「多くの方の協力もあって理想の店舗が完成した」と感謝する。

 店のコンセプトは「若者が気軽に集まれる場所」。店名も、英語で「落ち着く」といった意味がある「chill」から名付けた。

 シーシャのフレーバーはオレンジ、アーモンド、ミントなど約30種類。メニューはシーシャ1本1600円など。ノンニコチン、ノンタールのものもそろえており、非喫煙者や女性でも楽しめる。2人は「気軽にゆったりとした時間を過ごしてほしい」などと来店を呼び掛けている。

 シーシャはたばこの一種のため20歳未満は吸えない。入店も20歳以上に限る。営業時間は月~木曜、日曜は午後2時~同10時。金、土曜は午後2時~午前0時。不定休。問い合わせはカフェのインスタグラムへ。