高校進学支援へ奨学金 ふくしま未来研究会、18日から募集開始

 

 ふくしま未来研究会(福島市)は18日から、高校や高等専門学校に進学を予定する生活困窮世帯の中学3年生に一律10万円を給付する「清水奨学金」の募集を始める。本年度は白河市と双葉郡8町村を新たに対象に加え、県内38市町村の生徒から申し込みを受け付ける。12月3日まで。

 申し込みは〈1〉38市町村の公立中学校を来春に卒業見込みで、高校や高専に進学予定〈2〉9月1日現在で家庭が生活保護または就学援助制度を受けている〈3〉学習成績の評定が原則として全教科平均2・0以上で、学校長の推薦を受けている―への該当が条件。希望者は通っている中学校を窓口に書類を提出する。

 奨学金は受験や制服、教材購入など、自由に活用してもらう。給付予定日は来年3月1日。返還不要で、ほかの奨学金と併用できる。

 研究会は2017(平成29)年度に制度を創設し、昨年度までに1133人を支援した。本年度は9千万円の予算を確保している。佐藤勝三代表理事は8日、奨学金の利用を呼び掛け「30年後の福島を元気にするための活動に全力で取り組みたい」と話した。問い合わせはふくしま未来研究会(電話024・522・4610)へ。
 
◆「清水奨学金」対象の38市町村
・県北=福島、伊達、桑折、国見、川俣、二本松、本宮、大玉
・県南=白河
・会津=会津若松、喜多方、磐梯、猪苗代、北塩原、西会津、会津坂下、湯川、柳津、会津美里、三島、金山、昭和
・南会津=南会津、下郷、檜枝岐、只見
・相双=相馬、南相馬、新地、飯舘、浪江、葛尾、双葉、大熊、富岡、川内、楢葉、広野