いわき・小浜海岸で行方不明者捜索 東日本大震災から10年7カ月

 
行方不明者の手掛かりを捜す佐藤巡査(右)と金子巡査

 東日本大震災から10年7カ月を迎えた11日、いわき南署はいわき市の小浜海岸で、震災による行方不明者を捜索した。

 菊池一志署長ら署員11人が参加した。このうち、地域課の金子仁亮巡査(29)=石川町出身、佐藤聖巡査(23)=南相馬市出身=は県警察学校を9月に卒業した新人で、同署に配属された後では初めての捜索となった。

 震災と原発事故当時、避難者の支援に当たる警官の姿が印象的だったという佐藤巡査は「福島のために恩返しをしたい」と警官を志望。同署管内では、いまだ4人の行方が分かっておらず「本人や家族のために精いっぱい力を尽くしたい」と捜索に臨んだ。金子巡査も「行方不明者の手掛かりを絶対に見つけたい」と、先輩警官らと一緒に漂流物をかき分けた。