東日本台風からの復興願うキャンドル いわき、防災へ思い新た

 
東日本台風から2年を前に、地元の子どもたちがメッセージを書いたキャンドルが並べられていた=いわき市・常勝院

 いわき市平中平窪の常勝院で11日夜、東日本台風(台風19号)からの復興を願う「キャンドルナイト」が行われた。参加者は「もう災害が起こりませんように」などとメッセージを書いたろうそくに火をともし、災害防止に向けた思いを新たにしていた。

 アーティストのキャンドル・ジュンさんが代表を務める復興支援団体「ラブフォーニッポン」が、台風災害から2年を迎えるのを前に、東日本大震災の復興祈願と合わせて企画した。同寺の周辺は、ほとんどの家屋が台風により浸水被害を受けた。本堂や境内は、地域住民らが準備した約350本のろうそくで温かく照らされた。

 子どもと一緒に訪れた大塚麻衣さん(40)は、台風当時周辺に住んでいたが、被災により転居した。当時を振り返り「台風は本当に怖かった。災害を語り継ぐことは重要だと思う」と訴えた。