「中学生人権作文コンテスト」福島県大会、最優秀賞に2作品決定

 

 福島地方法務局と県人権擁護委員連合会は11日、第40回全国中学生人権作文コンテスト県大会の入賞者を発表した。最優秀賞は2作品で、福島地方法務局長賞に遠藤陽菜(あきな)さん(小川1年)の「理解こそが鍵」、県人権擁護委員連合会長賞に須田琴菜さん(須賀川二3年)の「名前」が選ばれた。福島民友新聞社賞は善方(ぜんぽう)朝日さん(長沼3年)の「加害者にならないために」が受賞した。

 遠藤さんは自身の弱視やアトピーをからかわれた経験を踏まえ「病気や障害を知らない健常者と障害者の間には見えない壁がある。(両者に)分け隔てない社会で、みんなが楽しく過ごせるようになれば良い」との願いを作文に込めた。

 須田さんは「考えていることを作文で出すことができた。性別による固定観念がなくなってほしい」と話し、性別にかかわらず対等な人間関係を築くため、日ごろの言葉遣いから気を付けることの大切さを訴えた。

 善方さんは「読んだ人にいじめを考えてもらうきっかけになるような文章を意識した。互いを思いやれる、いじめがない社会になってほしい」と話した。

 最優秀賞・福島地方法務局長賞=遠藤陽菜(小川)▽最優秀賞・県人権擁護委員連合会長賞=須田琴菜(須賀川二)▽福島民友新聞社賞=善方朝日(長沼)▽福島民報社賞=本柳キアナ(泉崎)▽県教育長賞=武藤さくら(富田)▽県司法書士会長賞=児玉智彩(福島大付)▽NHK福島放送局賞=佐藤梨央(二本松二)▽第40回大会記念賞=森美優(檜枝岐)佐久間琉星(船引)▽優秀賞=佐藤愛花(野田)後藤沙織(信夫)松浦友香(白河二)郡司実祈(西郷二)