「情報読み解く力が大事」 環境省、福島医大でセミナー

 
パネル討論に臨む(左から)坪倉氏、小川氏、五月女氏、挟間氏

 環境省が全国の大学生を対象に展開しているセミナー「ラジエーションカレッジ」が12日、福島医大で開かれ、参加した学生が、放射線の健康影響を巡る情報の読み解き方を学んだ。

 ラジエーションカレッジは、放射線に関する正確な情報を発信する同省の事業「ぐぐるプロジェクト」の一環として開いた。9月にも福島医大で開催しており、同大では2回目。セミナーの様子はオンラインで配信された。

 環境省放射線健康管理担当参事官室の小川総一郎参事官補佐が「何が真実!? 科学情報とエビデンス」と題して講演した。小川氏は「科学論文が真実とは限らない」とした上で、科学的な情報を読み解く力の重要性を指摘した。

 福島医大の坪倉正治放射線健康管理学講座教授の司会で、科学論文の在り方などをテーマとしたパネル討論も行われた。福島医大の挟間章博副理事長、五月女康作保健科学部診療放射線科学科准教授、小川氏がパネリストを務めた。