「仕送りのような通販」開始 福島県商工会連、生産者人柄を前面に

 
「シオクリビト」のサイトの一場面。写真やせりふから生産者を選択できる

 新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げが減少した小規模事業者や中小企業の販路開拓を支援しようと、福島県商工会連合会は、県内生産者の商品を扱うEC(電子商取引)サイト「シオクリビト」の運営を始めた。生産者の人柄を前面に出し、買い手に「その人から買いたい」と思ってもらえるような工夫を凝らしているのが特長だ。

 連合会はこれまでも事業者の商品開発や販路開拓を支援してきたが、感染拡大で出店イベントなどによる販路拡大支援が難しくなったことから、通販サイトの展開を決めた。受発注や配送、決済管理はスペースワン(郡山市)に委託している。

 ECサイトは「仕送りのような通販」を基本理念にしており、生産者が選んだ複数の商品を「仕送り」として箱詰めし、買い手に届けるセット販売が中心となる。豆腐などの食品に加え、陶芸品などの生産者が参加しており、商品に込めたこだわり、子どものころの夢など、生産者に興味を持ってもらうためのさまざまな情報を紹介している。

 現在5社を紹介している。今後、紹介する生産者を増やしていき、今月末から本格的に始動させる。サイトのURLはhttps://shiokuribito.com/