バッテリー重要性を紹介 福島で経済同友会会議、庄司社長が講演

 
バッテリー産業の重要性などを紹介する庄司社長

 東北6県と新潟県、北海道の経済同友会は21日、福島市でブロック会議を開き、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の理念に基づく持続可能な地域づくりやエネルギー戦略について意見交換した。

 バッテリーの性能評価などを手掛ける東洋システム(いわき市)の庄司秀樹社長が基調講演し、携帯機器や電動車、ロボットなどの心臓部の役割を担うバッテリーの重要性を説明。発電量が天候などに左右される自然エネルギーの課題を指摘し、「(発電量が減少する)谷の部分を蓄電池がカバーできる」と述べた。蓄電池関連産業を集積し、雇用創出などの好循環につなげる「いわきバッテリーバレー構想」も紹介した。

 また、庄司社長や東北電力の二階堂宏樹執行役員福島支店長らがパネル討論を展開。2050年をめどに脱炭素社会を実現する共同アピールも採択した。

 会議は8道県の各会場をオンラインでつなぎ、9年ぶりの本県開催となった。福島民友新聞社から中川俊哉社長が出席した。