高卒の就職内定64.7% 9月末時点、福島県内で過去最高

 

 県が21日公表した来春卒業予定の県内高校生の就職内定状況によると、9月末時点の内定率は64.7%で、記録がある直近20年間で最高となった。選考開始が1カ月遅れた昨年10月末との比較で0.3ポイント、2019年9月末では2.6ポイント増加した。県は、求人数の増加と高校生の求職数が減少傾向にあることが背景にあると分析している。

 全日制、定時制の101校を調査し、就職希望者4085人に対し内定者は2645人。県内企業への就職内定者は2222人で県内留保率は84.0%(昨年10月末比1.3ポイント増)だった。県は新型コロナウイルスの影響で都市部に就職先を求めない「県内志向」が高まった可能性もあるとみている。県によると、求人数は7000人超で、就職希望者を大きく上回っている。県発表の内定率は各校からの情報で集計しており、公務員や縁故採用を含んでいるため福島労働局の発表値とは異なる。