福島・旧大久保小 146年の歴史に別れ 校旗返還...閉校記念式典

 
古関教育長(右)に校旗を返還する古関さん

 今年3月末で閉校となった福島市の大久保小の閉校記念式典は24日、同市飯野町の旧大久保小で行われた。卒業生や歴代校長、地域住民らが出席し、146年の歴史を振り返りながら、思い出の詰まった母校との別れを惜しんだ。

式典では、大久保小閉校記念事業実行委員会の高野和夫委員長が「開校以来、大久保小は地域の拠点としての役割を十分に果たしたことで、地域特有の文化と伝統が育まれた」と式辞。木幡浩市長、黒沢仁市議会副議長、古関明善市教育長、元大久保小校長の関口和夫さんがあいさつした。

 最後の卒業生となった古関陽光さん(飯野中1年)が、古関教育長に校旗を返還した。最後は出席者全員で校歌を歌った。

 式典は3月に実施する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になっていた。

 大久保小は、1874(明治7)年創立。1987年に現在の校舎が完成し、子どもたちや地域住民に親しまれてきた。児童数の減少に伴い、大久保小と青木小の両校が近隣の飯野小に統合された。