勿来工高60周年祝う 記念式典で生徒「さらなる努力重ねる」

 
生徒代表であいさつする横山さん

 勿来工高の創立60周年記念式典が26日、いわき市の同校で行われた。全校生約550人や教職員らが、さまざまな困難を乗り越えて迎えた節目を祝い、さらなる飛躍を誓った。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響のため、式典は1年延期となっていた。式辞で芳賀菊博校長は「未来の担い手である君たちが、次の未来につなぐため教職員、卒業生、地域の方々と力を合わせて歩むことを祈る」と述べた。鈴木祐一創立60周年記念事業実行委員長が「より良い教育環境をつくり、優れた工業人を永遠に世に送り出していくことと確信している」とあいさつした。

 生徒代表の横山晃大さん(電気科3年)は「震災を乗り越えた先輩のように将来、この校門をくぐる後輩たちのためにも、今この状況でやれることを探し、さらなる努力を重ねていきたい」と誓った。式典を巡っては、感染防止のため、生徒らが一堂に会する形での開催を見送り、各教室で校内放送を通じて行われた。記念行事や公開文化祭も中止となった。

 同校は1961(昭和36)年に創立。卒業生は1万8000人を超える。