伝統と独創の会津漆塗り 若松の2工房、31日までいわきで漆芸展

 
デザイン性の高い漆器を制作している冨樫さん(左)と菊地さん

 会津若松市の工房「塗師一富」と「工房いちか」の漆芸展は23日から、いわき市鹿島町のギャラリー創芸工房で開かれている。会津の漆塗りの伝統と魅力に触れられる。31日まで。

 塗師一富の冨樫孝男さんと冨樫さんに師事する2人の弟子、冨樫さんの下で4年間修業後、工房いちかとして独立した菊地遥香さんの計4人の作品が並んでいる。伝統を守りつつ、デザイン性の高いオリジナルの漆器が楽しめる。

 伝統技法「会津鉄錆塗(あいづてつさびぬり)」などで制作された作品約300点を出展している。冨樫さんは「美術品としてではなく、普段使いしてもらえたら」、菊地さんは「五感で楽しめる漆器の魅力に触れてほしい」とそれぞれ話している。

 時間は午前10時~午後6時(最終日は同5時)。会期中、同ギャラリーに併設するカフェで冨樫さんらの漆器を使った食事が楽しめる。要予約。問い合わせは同ギャラリー(電話0246・29・3826)へ。