「福、笑い」食べて笑顔に 福島県の新トップブランド米が本格販売

 
本格販売が始まった県トップブランド米「福、笑い」とPRするふくしまライシーホワイト=28日午前、福島市

 本県の新たなトップブランド米「福、笑い」の本格販売が28日、始まった。品質と食味を追求し、県が14年かけて開発した高価格帯米で、県内と首都圏の百貨店や米穀店、量販店など約50店舗で販売される。県産米のイメージ向上や消費拡大、価格上昇のけん引役として期待される。

 「福、笑い」の生産者は61人で、全員が農産物や農作業の安全性を管理するGAP(ギャップ、農業生産工程管理)認証を取得している。昨年は6.6ヘクタールで先行栽培し、16.8トンを完売。ことしは25.4ヘクタールで130トンを収穫する見通し。昨年は1キロ当たり800円で販売しており、ことしも同程度の高価格帯での販売を目指す。

 全国でブランド米の競争が激化する中、品質や食味に加え、GAP認証取得者に限定しての生産や希少性などの強みを生かして売り込む。県内と首都圏では28日、県クリエイティブディレクターの箭内道彦さん(郡山市出身)が監修したCMの放映も始まった。

 県は28日、福島市と東京都をつないだ「福、笑い」のイベントを開き、内堀雅雄知事や、東京五輪ソフトボール競技で金メダルを獲得した日本代表の宇津木麗華監督と上野由岐子選手が「福、笑い」をPRした。