「福、笑い」日本一へPR 福島で宇津木監督、上野選手ら試食

 
新たなブランド米「福、笑い」を試食する宇津木監督(左)と上野選手=福島市

 「日本一のコメを作りたい」。28日に福島市と東京都をつないで開かれた「福、笑い」のデビューイベントで、内堀雅雄知事が本県の新たなトップブランド米の本格販売へ意気込みを語った。

 福島会場では、内堀知事と東京五輪ソフトボール日本代表の宇津木麗華監督と上野由岐子選手らが試食した。宇津木監督は「一粒一粒が口の中で生きているような感じ。とてもおいしく、弾力がある」とし「上野が食べたら日本一になるのではないかと思っている。自信を持って突き進んでほしい」とエールを送った。上野選手は「名前のように、食べると笑顔になれるお米。皆さんに食べてほしい」と話した。

 イベントには「福、笑い」の生産者も参加。JA福島五連の長谷川正市副会長は「厳しいコメの需給環境の中、『福、笑い』に福島のコメのけん引役になってもらいたい。県民に愛されるコメとして育ててほしい」と願いを込めた。

東京は箭内道彦さんら

 東京会場には、県クリエイティブディレクターの箭内道彦さんと「福、笑い」のCMを監督した柿本ケンサクさん、CMとコメ袋のイラストを手掛けた寄藤文平さんが参加した。

 CMの狙いについて、柿本さんは「手作り感を残しつつ、立体的でダイナミックに表現した」と語り、寄藤さんは「頭の中に(架空の)『福、笑い町』をつくり、より精密に世界を作り込んだ」と振り返った。

 箭内さんはCMにあえてタレントを起用しなかったとした上で「パッケージ、世界観を含めて『福、笑い』が主役。『日本一のコメには日本一のCMを』と、みんなの力を重ねて仕上げた映像だ」と胸を張った。

県物産館で試食販売、2キロ1728円

 福島市のコラッセふくしまにある県観光物産館で行われた試食販売。購入した同市の伊藤友一さん(73)は「甘みがあっておいしい。コメ余りで米価が下落し、苦境にある農家を少しでも応援したい」と話した。

 物産館での販売価格は2キロが1728円、300グラムが540円。29~31日は、ふくしまライシーホワイトが購入を呼び掛ける。