福島県内病院研修医マッチング、113人内定 導入以降2番目の多さ

 

 厚生労働省は28日、来年度の卒後臨床研修を希望する医学部生らと、研修医を受け入れる大学病院、臨床研修病院とをつなぐマッチング(組み合わせ決定)の結果を発表した。県内19病院に113人(前年同期比12人増)が内定し、現在の研修制度が導入された2004(平成16)年度以降で18年度の120人に次いで2番目に多かった。県内病院の定員の合計に占める充足率は68.5%(前年同期比6.9ポイント増)だった。

 定員を満たしたのは大原綜合病院(福島市、8人)わたり病院(福島市、3人)福島赤十字病院(福島市、8人)星総合病院(郡山市、8人)総合南東北病院(郡山市、14人)公立岩瀬病院(須賀川市、4人)白河厚生総合病院(白河市、6人)竹田綜合病院(会津若松市、12人)福島医大会津医療センター付属病院(会津若松市、3人)会津中央病院(会津若松市、5人)いわき市医療センター(いわき市、12人)常磐病院(いわき市、2人)。本年度に「基幹型臨床研修病院」の指定を受けた常磐病院は、初めての研修医の募集で定員を満たした。

 県医療人材対策室は「コロナ禍でも各病院がPRなどに努力した成果だ。引き続き各病院の研修医確保を支援していきたい」としている。

 卒後臨床研修は、医学部生らに卒業後2年間、各診療科での研修を義務付ける制度。研修医の3分の2程度が研修後も県内にとどまるとされ、医師不足解消を目指し県や各病院が確保に努めている。