大規模地震を想定、情報収集体制確認 国や福島県、医療活動訓練

 
被害状況の確認などを進める参加者

 大規模な地震を想定した国や県による合同の医療活動訓練が29日、始まった。東日本大震災と同規模の災害を想定し、災害発生直後の情報収集体制やその後の負傷者の移送手段などを30日までの2日間にわたって確認する。

 訓練は本県相馬沖を震源とする最大震度6強、マグニチュード7.0の地震が起き、津波が発生したと想定。岩手、宮城両県でも訓練が行われる。

 本県では福島市の県庁で訓練を実施し、県庁内に県保健医療福祉調整本部や災害派遣医療チーム(DMAT)調整本部を設置するまでの流れや運営の手順を確認した。関係機関からの参加者は、各病院の被害状況などを共有できる広域災害救急医療情報システム「EMIS(イーミス)」を活用し、情報収集を進めた。

 30日の訓練では、29日と同規模の余震が起きたと想定。津波で浜通りの病院が被災し、さらに相双でバスが絡んだ交通事故が発生し、傷病者を中通りに移送する訓練などを行う。