いわきで両雄激突 10月30、31日、将棋竜王戦第3局

 
第34期竜王戦7番勝負第3局の前夜祭に臨んだ豊島竜王(右)と藤井三冠=29日午後、いわき市・新つた

 第34期竜王戦7番勝負第3局は30日、いわき市のいわき湯本温泉にある「新つた」を会場に指される。29日、現地で前夜祭が開かれた。3連覇を狙う豊島将之竜王(31)と最年少四冠が懸かる藤井聡太三冠(19)が対局への決意を語った。

 藤井三冠が2連勝しており、勝てば竜王位に王手をかける。藤井三冠は「福島の食べ物や温泉を楽しみつつ、ファンの人に楽しんでもらえる試合にしたい」と話し、豊島竜王は「自分なりに精いっぱい指して熱戦になればいい」と語った。

 豊島竜王と藤井三冠は同市のいわき・ら・ら・ミュウも訪問。店頭に並ぶ海産物や東日本大震災の展示品を視察し、藤井三冠は「地元の努力があって今の復興がある」と感想を述べた。豊島竜王は根強い風評被害に触れ「風評が早くなくなればいい」と話した。

 対局は30日午前9時に始まる。同日午前9時45分から記念将棋大会、31日午前10時30分から大盤解説会が開かれる。

 読売新聞社、日本将棋連盟の主催、いわき市や福島民友新聞社、日本将棋連盟県支部連合会などでつくる実行委の共催、野村ホールディングスの特別協賛。