「未来郵便」郡山から186通発送 震災の年に企画し募集

 
186通の未来郵便を手渡す(左から)石田直前会長と増子会長

 郡山市の商店街きらめき21研究会は28日、東日本大震災が起きた2011(平成23)年に主催したイベントで来場者から預かった、10年後の自分や家族にあてた「未来郵便」186通を郡山虎丸町郵便局から発送した。

 同会は04年から未来郵便事業に取り組んでおり、これまでに約500通のハガキを10年後の「送り主」に届けてきた。今回の186通は11年11月に市内で開いた「奥州街道 こおりやま光の回廊プロジェクト」の際に寄せられたもので、同会が保存してきた。

 この日は同会の増子陽会長、石田雄一直前会長・活性化委員長、高橋紀博さんの3人が郵便局を訪れ、長沢美紀局長にハガキを託した。増子会長は「今回は震災から10年のタイミングで、風化の防止につながることを期待している。家族の中で思い出話に花が咲いたり、『当時と比べて復興が進んだ』という実感につながったりすれば、さらにうれしい」と話した。

 ハガキは29日以降に順次届く。住所変更などで届かない場合は同会に返送される。未来郵便の問い合わせは郡山商工会議所内の同会事務局(電話024・921・2621)へ。