国内外の短編を上映 市文化センターですかがわ映画祭

 
「頭山」に込めた思いなどを語った山村さん

 本年度で最後となる第32回すかがわ国際短編映画祭は30日、須賀川市文化センターで始まった。2日間で計54本の上映を予定しており、訪れた多くの映画ファンらが厳選された国内外の作品を堪能している。31日まで。

 映画祭では、国内外の作品の上映や映画界の著名人を招いたトークショーを行ってきたが、動画配信の普及などを背景に終了が決まった。

 初日はアニメ、ドラマなど計30本を上映。堀江祐介実行委員長が「県内外から多くの人に足を運んでもらった。32回で幕を下ろすが、応援があったから続けられた」と感謝を述べた。

 また、米アカデミー賞短編アニメ部門にノミネートされた「頭山」を手掛けたアニメーション作家・絵本作家山村浩二さんがトークショーに出演した。落語を題材にした「頭山」について「不可解な話を映像化することで、自分や世界を見つめることの難しさを表現したかった」と話した。

 最終日は午前10時から、江戸時代の銅版画家で須賀川出身の亜欧堂田善をテーマにした作品など24本を上映する予定。当日券は800円(高校生以下無料)で、会場で販売している。

 映画祭は市が事務局を務める実行委員会の主催。実行委は2000(平成12)年に福島民友新聞社の「みんゆう県民大賞」を受賞している。