山城の魅力を全国へ発信 桑折でサミット、舞台ショー配信

 
迫力あるステージショーで大会を盛り上げた武将隊

 桑折町で30日、「第28回全国山城サミット桑折大会」が開幕した。町内には戦国大名伊達氏の本城だった桑折西山城跡があり、ゆかりのある伊達政宗や上杉景勝、直江兼続らに扮(ふん)する武将隊によるステージショーなどがオンラインで生配信され、山城の魅力や保全の大切さを伝えている。31日まで。

 当初は来場者を迎えてのイベントを予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、動画投稿サイト「ユーチューブ」での無料配信に切り替えた。

 初日は琴奏者の大川義秋さん(双葉町出身)の生演奏でオープニングを飾った。武将隊によるステージショーでは、山城の魅力を発信するためのアイデアについてトークを繰り広げた。武将隊の政宗は「甲冑(かっちゅう)を着て山城を訪れてみるのはどうか」、同じく武将隊の兼続は「SNSを活用して格好良く発信するのが大切だ」と話した。

 最終日の31日は、城郭考古学者の千田嘉博(よしひろ)さん(奈良大文学部教授)の基調講演や、落語家春風亭昇太さんと千田さんの歴史トークが予定されている。配信は午前9時30分から。
 桑折西山城跡は政宗の曽祖父で、伊達氏14代当主の稙宗(たねむね)が1532年ごろに本城として築いた。