「子ども記者」復興を取材 ジャーナリストスクール開講

 
青木さんに取材し、被災当時の体験を聞く参加者

 県内の子どもたちが復興の現状を取材する「ジャーナリストスクール」が30日、双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館などで始まった。「子ども記者」が30、31の両日と11月14日の計3日間の日程で、新聞づくりを通して「伝える力」を養う。県とふくしま学びの実行委員会の主催、福島民友新聞社の特別協力。

 9回目の今回は小学5年~高校2年の児童生徒計12人が参加した。原子力災害伝承館で行われた開会式では最終日の発表会で講評するジャーナリスト池上彰さんのビデオメッセージが映し出され、池上さんが「福島の現在を伝える役割を果たしてほしい」と激励した。

 参加者は3班に分かれ、原子力災害伝承館のほか浪江町の道の駅なみえと楢葉町にある日本原子力開発機構(JAEA)の楢葉遠隔技術開発センターで取材を行った。原子力災害伝承館では、語り部として活動しているNPO法人「富岡町3・11を語る会」代表の青木淑子さんを取材し、被災当時の体験などを聞いた。

 参加者は31日、取材を基に記事を書き、編集作業を行う。福島民友新聞社から加藤隆史総務部長と編集局の石川浩専門委員が講師として参加している。