頂上決戦「すごみ感じた」 竜王戦第3局、大盤解説会ファン見守る

 
大盤解説会で戦況を解説する佐々木七段(右)と伊藤六段

 第34期竜王戦7番勝負の第3局2日目は31日、いわき市のいわき湯本温泉にある新つたで指され、先手の藤井聡太三冠(19)が93手で豊島将之竜王(31)に勝利し、開幕局から3連勝で竜王位とともに最年少四冠に王手をかけた。

 対局中には新つた内で大盤解説会が開かれ、詰めかけた将棋ファンが頂上決戦を見守った。

 立会人の屋敷伸之九段、佐々木慎七段、伊藤真吾六段、山口恵梨子女流二段の4棋士が登壇し、戦況を解説した。指し手を読む「次の一手」も出題され、参加者が戦いの行方を予想して楽しんだ。

 東京都から両親と一緒に足を運んだ財津維寿(いとし)君(11)は「詰むか詰まないかの最後の展開が面白かった。藤井三冠の指し手も格好良かった」と笑顔で語った。母親の香絵さん(47)は「どの指し手も無駄がないように見えた。2人のすごみを感じた」と興奮気味に話した。