電子食事券巡り一部混乱 画面に移れず、福島県が対応を周知

 
電子食事券の対応方法

 新型コロナウイルス感染対策を施している飲食店「ふくしま感染防止対策認定店」で使える電子食事券を巡り、「決済画面に移れない」「購入分の残高が表示されない」といった相談が寄せられていることが2日、県への取材で分かった。県はシステム上のトラブルではないとするが、これらの対応について周知を進めている。

 電子食事券は、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で専用のアカウントを登録して購入し、飲食店に設置されているQRコードを読み込んで精算する。

 県によると、1日に利用希望者者1人がQRコードを読み込んだ際に本来の決済画面ではなく、ラインのログイン画面に戻ってしまったため、電子決済を見送ったという。このほか、食事券を購入したにもかかわらず利用残高が表示されなかったり、実際の購入分を上回る残高が表示されたりしたといった相談もあった。

 電子食事券の利用が始まった1日は、約千件の決済があったが、県の担当者は「ほかに目立ったトラブルの報告はなかった」とし、システム上のトラブルの可能性は否定。スマートフォンの設定などが影響している場合もあるという。県は、これらの作動が確認された際の対策についてラインで周知するなどの対応を取った。