東京高裁前で横断幕掲げ集会 福島原発刑事訴訟支援団と告訴団

 
公正な審理を求めて声を上げる告訴団メンバーら=2日午前10時30分ごろ、東京高裁前

 東電元経営陣の責任を問う控訴審が開かれた東京高裁前では2日、被害者遺族を支援する2団体が集会を開き、専門家の証人尋問や裁判所の現場検証などを通じて公正な審理を尽くすよう求めた。

 集会を開いたのは福島原発刑事訴訟支援団と福島原発告訴団で、全国から約100人が集まった。強制起訴の発端となる、検察審査会への審査申し立てを行った福島原発告訴団の武藤類子団長は「一審の全員無罪判決を納得できないまま2年間過ごしてきた。公正な審理をしてもらいたい」と訴えた。参加者は、横断幕を掲げるなどして、高裁前の通行人らに強制起訴裁判の意義や原発事故の責任の所在を訴えた。閉廷後には、都内で傍聴できなかった支援者らに対する報告集会を開いた。