江戸と明治、昭和の婚礼料理再現 昭和、誘客へ飲食店で提供検討

 
婚礼料理の解説をする平出さん(右から2人目)

 昭和村民俗文化交流事業実行委員会は10月29日、村に伝わる江戸、明治、昭和時代の「婚礼料理」を再現する取り組みを始めた。今後、再現した料理を村の宿や飲食店での提供を検討しており、観光誘致につなげる。

 同村下中津川にある名主の家に残っていた献立を基に、江戸時代の文化2年、明治27年、昭和33年の婚礼料理を再現する。会津若松市の食文化研究家の平出美穂子さんが献立の解読や調理に協力する。

 29日は、平出さんが同市で昭和33年のメニューを再現した。コウタケと山芋の二色びたしや大豆揚げなど約10品を作った。平出さんは「山村で素材が限られる中、工夫して調理する当時の人たちは素晴らしい」と話した。

 平出さんは今月8日には明治、12日には江戸時代の婚礼料理を再現する。実行委は12月ごろに同村のからむし工芸博物館で、再現した婚礼料理を紹介する企画展を開催する予定。