最高のやせ方は「伝統的なダイエット法」 福島医大教授が本出版

 
自著「オックスフォード式最高のやせ方」を手にする下村教授

 福島医大病態制御薬理医学講座の下村健寿教授(49)が執筆した「オックスフォード式最高のやせ方」(アスコム)が出版された。1540円。糖質制限ダイエットなど最近注目を集めるダイエットを検証した上で、正しい時間に食事を取り、無理のない運動に取り組むという伝統的な方法が最も適切なダイエット法だということを医学的に説明している。

 下村教授は「新型コロナウイルスの感染拡大でリモートワークを行うようになり、体重が増えたという話をよく聞く。コロナが落ち着き、運動しやすい季節になった今、この本を読んで無理なくダイエットに取り組んでほしい」と呼び掛けている。

 下村教授は福島医大卒。英国オックスフォード大に研究員として就職し、インスリン・糖尿病学の世界的権威であるフランセス・アッシュクロフト教授に師事した。2017年から現職。糖尿病や肥満を専門としている。

 本では、人生の楽しみを奪うような食事制限によるダイエットは避けるべきで、正しく食事を取り、朝のジョギングなど軽い運動に取り組む基本的なダイエットが有効であることを、多くの論文に基づいて科学的に説明している。

 下村教授は「昔から言われてきたダイエット法を、今の医学に基づいて位置付けた。急激に体重を落とすとリバウンドは避けられず、免疫機能も落ちる。時間をかけて体重を落とすよう、心掛けてほしい」と話している。