ザル菊500株手入れ...いわきの97歳、折内ツルコさん 地域に彩り

 
きれいなザル菊を育てる折内さん

 いわき市三和町中三坂で、ザル菊約500株がきれいに咲き誇っている。管理と花の手入れをするのは、近くに住む折内ツルコさん(97)だ。ザル菊を通して地域の人とのコミュニケーションが増えたという折内さんは「来年はもっときれいに咲かせたい」と意気込んでいる。

 折内さんは、93歳の時に田村市で見掛けたザル菊の美しさに心引かれ、所有する畑に植え始めた。今では、約500株のザル菊6色を立派に咲かせている。毎年試行錯誤を繰り返し、一列に並んだザル菊の色が交配しないよう工夫したり、雑草が生えてこないように除草シートを敷き詰めたりと努力を欠かさない。

 また昨年は、アブラムシなどが畑に寄ってこないようにまいた消毒液が影響し、枯れてしまったという。それでも心折れず手入れを続け、約2年ぶりに畑に彩りが戻った。折内さんは「『きれいだね』と声を掛けられるとうれしい」と笑顔を見せた。

 折内さんによると、同地区は早朝の冷え込みが激しいため、見ごろは今月上旬までという。