「常磐もの」ブランド 知名度向上へ一丸 いわきで産地化研究会

 
地域ブランドの先進事例を確認する参加者

 いわき市は4日、いわき中央卸市場でいわき常磐もの産地化研究会を開き、参加者が地域ブランド「常磐もの」の発展について考えを深めた。

 同研究会は、浜通り沿岸で漁獲された「常磐もの」の知名度向上のため同市の名産品を掘り起こすことを目的に、漁業や加工業、卸業、観光業など各団体組織の代表者計18人で構成。業界の垣根を越え、同市の水産業の活性化に取り組む。

 初回となった今回は、識者による講演や先進事例の紹介などが行われた。講演では水産庁水産物消費拡大実行計画会議の須藤徳之委員がブランド戦略についての考え方を解説した。また兵庫県南あわじ市の「淡路島3年とらふぐ」や秋田県横手市の「横手やきそば」の取り組みなど、先進事例に理解を深めた。

 昨年度、いわき市内の水産業者や飲食業者らを対象に行ったアンケートの結果も報告された。各業界で同市の鮮魚や郷土料理についてのイメージに違いがあることや、各業界が同市水産業に感じている課題などを確認した。