川俣で施設工事の安全願う ベルグ福島、植物ワクチン研究

 
くわ入れする中越社長

 野菜苗の生産を手掛けるベルグ福島(川俣町)が川俣町鶴沢の川俣西部工業団地に整備する、植物ワクチン研究施設の安全祈願祭が8日、現地で行われた。関係者が工事の安全を願った。施設は来年2月末の稼働開始予定。

 研究施設は鉄骨平屋で延べ床面積は440平方メートル。ビニールハウスなども整備し、植物用ワクチンの開発・製造を手掛ける微生物化学研究所(京都府)と共同で、さまざまな農作物の病気に対応できるワクチンやワクチン接種苗を量産する。

 現在のワクチン接種苗の生産数は年間50万本で、2023年に70万本、28年には200万本強を目指す。総事業費は約2億円で、県の地域復興実用化開発等促進事業費補助金を活用。今後5年程度で新たに30人の雇用を予定している。

 中越孝憲社長らがくわ入れし、玉串をささげた。中越社長は「町の期待に応えられるよう、着実に事業を進めていきたい」と述べた。藤原一二町長らがあいさつした。