杉浦選手「応援に感謝」 東京パラ・自転車2冠、いわきを訪問

 
「多くの応援が金メダルにつながった」と話した杉浦選手

 東京パラリンピック自転車競技のロード種目で二つの金メダルを獲得した杉浦佳子選手(50)は8日、いわき市役所を表敬訪問し「いわきゆかりの選手として、多くの応援をもらい、金メダルにつながった」と感謝を述べた。

 杉浦選手は女子個人ロードタイムトライアル、女子個人ロードレースを制し、東京パラリンピックの日本勢最年長優勝者となった。日本パラサイクリング連盟がいわき市に事務局を置いている縁などもあり、同市で合宿を行った。

 同日は、東京パラリンピック自転車競技のロード、トラック種目で入賞した川本翔大(25)、藤田征樹(36)、藤井美穂(27)の各選手、日本代表の権丈泰巳監督(49)も訪れた。内田広之市長は「多くの人の励みになる素晴らしい活躍だった」とたたえた。

「ありがとう」原動力 杉浦選手は表敬訪問後、報道陣の取材に応じた。

 ―大会を振り返って。
 「支援や応援をしてくれた人に恩返しをしたかった。障害があることで人に迷惑を掛けてしまうのではないかという思いがあった。大会を通じ『感動をありがとう』と言ってもらえたことが原動力になった」

 ―今後の活動は。
 「各大会への出場を続け(日本人選手の出場枠を確保するため)ポイントを積み重ねたい。その上で現役を続けていれば次のパラリンピックにも出場したい」

 ―県民にメッセージを。
 「いわきに拠点を置き、皆さんの応援がなければ金メダルはなかったと思う。たくさんの応援が結果につながった」