「県民の安心安全へ力」 福島地検、検事正・山田氏に聞く

 
やまだ・ひでお 千葉県出身。慶大法学部卒。1993(平成5)年任官。広島高検刑事部長、横浜地検川崎支部長などを歴任。釧路地検検事正から就任。

 福島地検検事正に就いた山田英夫氏(54)は8日、福島市で記者会見を開き、意気込みを語った。就任は1日付。

 ―抱負を。
 「本県の広い管内の情勢を早期に把握することに努めていきたい。そして、県民の皆さまが安心安全の生活を確保できるよう、警察をはじめ関係機関と厳密に連携をとって力を尽くしていく」

 ―これまで印象に残っている事件は。
 「検事3年目に地下鉄サリン事件が起き、名古屋地検豊橋支部から東京地検へ応援に駆け付けた。公判にも関わり、これほどの規模の事件はあってはならないと印象に残った」

 ―震災復興を巡って事件も相次いでいる。
 「現在も復興資金の不正流用や避難地域を狙った空き巣など、予断を許さない状況だ。厳正に対処していきたい」

 ―本県の印象は。
 「(前任地の釧路市と比べて)駅前に人が多く出ている。東北地方の勤務、生活ともに初めてで非常に楽しみ」