衆院予算委員長に根本氏起用で調整進む 自民、特別国会で決定

 

 衆院解散・総選挙を受けた国会の委員長人事を巡り、衆院予算委員長に根本匠元厚生労働相(70)=福島2区=を充てる方向で自民党内の調整が進められていることが8日、分かった。国会の委員長人事は、10日に召集される特別国会で決定する。

 予算委員会は国会論戦の主な舞台となることから、委員長は閣僚経験者が担う花形ポストの一つ。委員長には議事を整理する権限があり、首相や閣僚の答弁に不服があれば再答弁を要求することもできる。テレビ中継が入ることも多く、公平公正な議事さばきが注目される役職でもある。

 根本氏は当選9回で、復興相や厚労相、衆院東日本大震災復興特別委員長などを歴任した。岸田文雄首相が率いる岸田派事務総長を務め、首相との関係が深い。充実した予算審議は政策実現の要となることから、根本氏の調整能力を期待して委員長への起用案が出ているとみられる。