明治期の女性記者人物像に迫る、会津若松の町田久次さんが本出版

 
出版した本を手にする町田さん

 会津若松市の新聞史研究家町田久次さん(72)が、女性記者について調査したノンフィクション作品「木村よしの おんな記者伝」を出版した。

 1911(明治44)年の福島民友新聞で連載記事を執筆していた女性記者の木村よしのさんがモデルの作品。町田さんは在籍期間が短く、謎が多い木村さんを、10年かけて研究・調査し、1冊にまとめた。当時の連載「女から見た女」などの内容を細かく解析し、女性解放運動への主張などから人物像をまとめている。

 自身も福島民友新聞社に勤務していた町田さんは「100年以上も前に、素晴らしい女性記者が福島にいたことを伝えたい」と話している。四六版173ページ。価格は1100円。問い合わせは郁朋社(電話03・3234・8923)へ。