金次郎の教え100年後も、映画主演の合田雅吏さん 南相馬で語る

 
撮影秘話を披露する合田雅吏さん

 南相馬市教委は7日、南相馬市鹿島区のさくらホールで映画「二宮金次郎」の上映会を開いた。会場では、主演を務めた俳優の合田雅吏さんらが舞台あいさつし、撮影秘話や金次郎への思いなどを語った。

 合田さんは農村復興に奔走した金次郎を「土に生きた人間」と紹介した。撮影では実際に土を食べたことなどを明かし「演じていると土が身近に思えてくる」と振り返った。

 また、合田さんは映画を「100年後まで残す」と強調。来場者に「金次郎の教えを一人でも多くの人に知ってほしい」と呼び掛けた。

 映画は生涯で600以上の村の復興を手掛けた金次郎の青年時代の生きざまを描いた物語。相馬藩では凶作で荒廃した領内の復興のため財政再建策「報徳仕法」が導入されるなど、相馬地方とゆかりがある。

 6日には福島民友新聞社などが「歴史文化講演会in南相馬~報徳の教え」を開催し、二宮尊徳の教えや人物像などを解説した。合田さんも登壇者の一人としてパネルトークを行った。