東京・クレハ、最高益見通し 3月期の連結業績予想を上方修正

 

 いわき市に生産拠点を置くクレハ(東京都)は9日、2022年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高に当たる売上収益を当初予想比100億円増の1600億円、税引き前利益を45億円増の195億円、当期利益を33億円増の140億円とした。予想が達成されれば16年度に国際会計基準を導入して以降、史上最高益となる。

 原燃料価格の高騰や中国の電力制限などのリスクがあるものの、コロナ禍からの緩やかな回復が見込まれることを踏まえて修正。電気自動車(EV)などのリチウムイオン2次電池に使われる樹脂や、いわき事業所の設備増強を図った高機能樹脂、家庭用ラップ「NEWクレラップ」などの販売が好調に推移し、前回予想を上回る見込み。

 同社は21年4~9月期連結決算も発表し、売上収益が790億6900万円(前年同期比19.7%増)、税引き前四半期利益が114億5千万円(同79.2%増)、四半期利益が83億2800万円(同73.0%増)の増収増益となった。