「農業試験場跡地」売却要望 県に郡山市など、医療産業集積へ

 
県農業試験場跡地の早期売却を要望する品川市長ら

 郡山市や郡山医師会など6団体は9日、県に対し、医療関連産業を集積する「メディカルヒルズ郡山基本構想」実現のため、県有地「農業試験場跡地」の早期売却を要望した。対応した鈴木正晃副知事は「構想の実現に県として最大限努力したい」と述べ、県有地の有効活用の観点からも測量や鑑定評価などの手続きを進めていることを明らかにした。

 要望は県庁で行われ、品川萬里郡山市長ら各団体の代表が参加した。品川市長は、農業試験場跡地を巡り、同市の総合南東北病院が移転を計画していることを視野に入れながら「新型コロナウイルスを含む新興感染症対策や高度・広域救急医療の充実に対応する医療機関がこの地域に整備されることは大変意義がある」と訴えた。

 また「複数の企業から医療機関との連携を前提とした立地を希望する動きもある」と、構想実現との関連性についても語った。