還付金詐欺を未然防止 ATM前、電話する女性に別の客気付く

 

 10日午前11時ごろ、福島市内の金融機関から「現金自動預払機(ATM)利用者が還付金詐欺に巻き込まれているようだ」と福島署に通報があった。現金を振り込む前に詐欺と気付き、被害はなかった。

 同署によると、同日午前8時30分ごろ、市内の60代女性方に市職員を名乗る男から「介護保険の払い戻しがある」などと電話があった。女性は電話の指示に従い金融機関でATMを操作したが、女性の後ろに並んでいた男性が不審な様子に気付いて職員に相談し、被害を防いだ。

 県警と県内の金融機関などでつくる県金融機関防犯対策協議会は9日から、ATM利用中の通話自粛を求める「ストップ!ATMでの携帯電話」運動をスタートしたばかり。同署の担当者は「電話での『ATM』や『還付金』という言葉は、詐欺を疑ってほしい」と協力を呼び掛けている。