商店街...美術館に変身 福島・県庁通り、障害者らの作品を展示

 
店舗に展示された沢田さんの作品=福島市・ペントノート

 福島民友新聞社や県などでつくり、障害のある人らの芸術活動を紹介している「とりどりのアート」実行委員会は10日から、福島市の県庁通り商店街を舞台に「商店街美術館」事業を開始した。商店街を美術館に見立てて店舗などに作品を展示しており、身近にアートを感じられる場を提供している。

 文房具店「ペントノート」には、世界的な国際美術展「ベネチア・ビエンナーレ」に作品が出品された沢田真一さん(滋賀県)の陶芸作品を展示。来店者が、圧倒的な存在感を放つ沢田さんの作品に見入っている。

 このほか、青木尊(たける)さん(郡山市)、蒲生卓也さん(いわき市)ら県内の作家や、新聞紙とガムテープで制作している現代芸術家の関口光太郎さん(東京)の作品など多様な作品を店舗などに展示している。

 同商店街での展示は30日まで。それ以降は、会津若松、いわき、郡山の3市での巡回展示を予定している。

 「とりどりのアート」は、障害や多様性の理解促進を図りながら、本県の芸術文化の奥行きを広げることを目的としている。福島民友や県、「はじまりの美術館」(猪苗代町)を運営する安積愛育園(郡山市)、福島中央テレビ、県教委、県文化振興財団が実行委を組織し、事業を進めている。

 展示箇所次の通り。

 ペントノート、ピックアンドバーンズ、チェリーコークウブ、斎藤時計店、オジマ、大原綜合病院、五福、ペルト、食堂ヒトト、オプティカルヤブウチ、ホテルサンキョウ福島、トータルプランツブルーム、オオマチギャラリー、上町テラス