高郷をメダカの里に... 喜多方の渡部正さん、絶滅危惧し放流活動

 
水路にメダカを放流する渡部さん

 喜多方市高郷町上郷の渡部正さん(68)が、3年前から保護飼育してきた野生メダカ高郷町内の田んぼの水路に放した。

 高郷町はもともと水田に多くの野生のメダカが生息していたが、水路のコンクリート化や休耕田増加などの影響で、近年激減している。渡部さんは「もう一度、古里をメダカの里にしたい」と、数年前から残っていたメダカを保護し、自宅で飼育してきた。産卵に成功し、稚魚を増やして放流を続けている。

 3日には、親メダカと稚魚計数百匹をバケツに移して数匹ずつ水路に流した。渡部さんは「来春には、たくさんのメダカが泳ぐ姿が観察できるでしょう」と話している。メダカは、県レッドデータリストの絶滅危惧1B類。