水稲農家を支援、喜多方市 米価下落で10アール当たり4000円交付

 

 9日に開かれた喜多方市議会の臨時会は、4億9086万円の一般会計補正予算案など議案3件、報告2件を原案通り可決した。

 主な補正は、米価下落で苦境に立たされる水稲農家の経営安定支援対策費など2億4381万円、3回目の新型コロナウイルスワクチン接種事業経費8737万円など。

 喜多方市は、水稲農家への経営安定支援対策として、本年産米を生産した農家に10アール当たり4千円を交付する。対象は主食用米や備蓄米を生産した約2400の個人や農業法人を見込む。今月下旬から、生産者に申請書を送付する。

 市農業振興協議会の定めた基準で作付面積を確定し、そこから自家用消費分相当10アールを除いた面積に応じて交付金を支給する。交付金により、米価が大幅に下落し苦境に立たされる農家を支える。申請は来年2月28日まで受け付け、審査後に12月下旬ごろから口座に振り込む見通し。

 支援対策の一環として、来年度に飼料用米を生産する農家に対しては、10アール当たり1万円を交付する。申請は12月上旬から来年2月末まで。

 また、農家が水田を活用してアスパラガスやトルコギキョウなどの施設園芸に取り組む場合、設備投資などの費用を2分の1以内で補助する。申請は今月下旬から12月10日まで。

 各種の申請は市農業振興課か各総合支所で受け付ける。