「予算成立に全力尽くす」 衆院予算委員長就任の根本匠氏

 
「公平公正な予算委の運営に努め、予算の早期成立に全力を尽くす」と語る根本氏

 衆院は11日の本会議で常任委員長を選出した。特別委員長と審査会長も各委員会などで互選された。根本匠元厚生労働相(70)=自民、福島2区=は衆院予算委員長に就任した。先の臨時国会で永年在職25年表彰を受け、衆院選を経て当選9回となった根本氏に予算委員長としての抱負や今後の政治活動への意気込みを聞いた。

 ―国会で「花形ポスト」の一つとされる予算委員長に就いた。抱負を。
 「予算を所管する予算委は内政や外交全般、社会的関心の高い問題など国政の全てが議題に反映される。復興相、厚労相に就く前後に委員を長く務めてきたが、委員長として職責の重さを改めて実感している。使命と責任を果たしたい」

 ―予算委はテレビ中継が多く、国民の目に触れやすいだけに政治への関心、信頼を高めるためにも充実した審議が求められる。
 「政治家は研さんを重ねながら、階段を一つ一つ上っていくようなものだと思う。これまでの経験を生かして公平公正、円滑な運営に努め、国民に開かれた国会を実現させたい。政府側の答弁が不十分と判断すれば、再答弁を求めていく」

 ―第2次岸田内閣が発足し、次の臨時国会から政策を巡る論戦が本格化する。
 「臨時国会では新型コロナウイルス感染拡大防止対策や経済対策が盛り込まれた補正予算の審議が想定される。来年度当初予算は復興を加速させ、国民生活を守るために重要だ。岸田政権が掲げる政策の根幹をなすものであり、一日も早い予算成立に全力を尽くす」

 ―衆院議員として在職25年を迎えた。
 「支援していただいた福島の皆さんに感謝を申し上げたい。政治は志だ。25年間、政策本位の政治姿勢を貫いてきた。『福島の真の復興』が政治家人生を懸けた課題であり、その実現へ全身全霊を傾ける。9期目だが、政治家として新たな気持ちで臨み、福島から国を動かしていく」(東京支社・桑田広久)