福島県内10月の感染者、7割が未接種 「ブレイクスルー」15%

 

 県は11日、県内の10月の新型コロナウイルス感染状況を公表した。新規感染者計41人のうち、ワクチンを接種していなかったのは73%に当たる30人に上った。感染者数が月別で今年最少となるなど感染状況は落ち着いているものの、県は「ワクチン未接種者は感染リスクが高いと考えられる。接種可能な人には接種を勧めたい」としている。

 県感染症対策本部員会議で示した。ワクチン未接種者が感染者の多くを占めたものの、15%に当たる6人は、ワクチンの2回目接種から14日以上が経過した後に感染する「ブレイクスルー感染」だった。4人が1回目接種もしくは2回目接種からの経過日数が14日未満、残る1人は不明。

 県アドバイザーの仲村究福島医大准教授は「ブレイクスルー感染のリスクもあり、高齢者や免疫抑制状態にある人は、ワクチン追加接種が必要とされている」と述べ、3回目接種の必要性を強調した。

 推定される感染源は、家族からの感染が18人で最も多く、県外由来が6人を占めた一方、飲食店由来はゼロだった。不明は12人。