福島県、早期対策が効果 新型コロナ「第5波」分析

 

 県は11日の県感染症対策本部員会議で、新型コロナウイルスの感染流行「第5波」(7~9月)の感染状況と感染防止対策の分析結果を示した。県は、本県と同規模の人口や感染状況にあった自治体と比較し、早期に県独自対策を講じたことで人流が抑制され、他自治体よりも「早期に感染を抑え込むことができた」としている。

 県によると、本県の第5波の入り口は他県と同時期の7月末。県は、県内の感染状況を示す指標がステージ3(感染者の急増)に達する前の7月26日に郡山市で県独自の集中対策を講じた。その後、県内の歓楽街で大きく人流が抑制されるなどし、ステージ2(感染者の漸増)以下の状況にあった7月1日と比較し、人出は最大88%減少したという。

 県は早期対策で、第5波の感染状況がステージ3からステージ2水準に改善したのが他県と比較し、9~16日早かったと分析。分析結果を踏まえ、今後、感染再拡大の波が到来した際の対策を打つ時期について検討するとしている。