初コイの味...市内学校給食に郡山産コイ料理 メニュー提供始まる

 
コイのかば焼きを頬張る児童たち=行健小

 郡山市は10日、市内の小学校や義務教育学校で郡山産コイを使った学校給食の提供を始めた。市内の小中学校など計37校で、コイのかば焼きやスパイス衣揚げ、レモン油かけ、ピリ辛ソースかけの4種類が給食のメニューとなる。

 同市は、コイの生産量が市町村別で全国1位。子どもたちに郷土の伝統的なコイの食文化に親しんでもらおうと、今月下旬までに延べ6日間にわたり提供する。新型コロナウイルス感染症の影響で在庫の滞留や売り上げ不振に陥っている内水面漁業者や加工業者らの支援にもつなげたい考えだ。

 このうち、同市の行健小で提供されたのは「コイのかば焼き」。骨切りをしたコイの切り身を使用し、油でふっくら揚げてしょうゆやみりんで甘めに仕上げている。6年生の宮田大誠君(11)は「コイをちゃんと食べたのは初めて。臭そうなイメージがあったが、味が染みていてやわらかくておいしかった」と"初コイ"の味に笑顔を見せた。