環境貢献、4人に大臣賞 福島県の風評払拭、脱炭素

 

 県は12日、脱炭素など環境分野の先進的な取り組みや、原発事故の風化防止、風評払拭(ふっしょく)に貢献する人を表彰する「FUKUSHIMA NEXT」表彰の受賞者を発表した。本年度初めて設けた表彰制度で、最高賞の環境大臣賞に連名受賞のNPO法人ドリームサポート福島理事の菅野真さんと安積高教諭の原尚志さんら4人、知事賞にコンソーシアムTeamCrossFAプロデュース統括の天野真也さんら3人を選んだ。

 この制度は、環境先進地を目指す本県の姿を発信するため、環境分野で意欲的かつ先駆的な取り組みを行っている個人をたたえる目的で創設された。環境省が主催、県が共催している。

 計24件の応募があり、環境大臣賞、知事賞のほか特別賞に4人、奨励賞に6人が選ばれた。

 このうち、環境大臣賞に選ばれた菅野さんと原さんは、国内外の高校生を対象としたワークショップを開催、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの風評払拭に貢献している点が評価された。

 知事賞の天野さんは、南相馬市の工業団地でロボット関連工場を中心に企業連合を組織。エネルギーの地産地消や「カーボンニュートラル」の実現に向けた取り組みが未来志向のまちづくりを推進しているとされた。

ほかの受賞者

 環境大臣賞=渡辺亜希子(エイブル再生可能エネルギー部長)渡辺優翔(東農大造園科学科)▽知事賞=小松太志(郡山女大短期大学部地域創成学科准教授)脇坂斉弘(ねっか代表社員)▽特別賞=佐々木邦浩(とみおかプラス事務局長)遠藤浩幸(住鉱エナジーマテリアル社長)仲田茂司(仲田種苗園社長)川崎俊弘(アンフィニ復興推進部長)▽奨励賞=古川広毅(トラスホーム社長)中野和典(日大工学部教授)中津弘文(広野町振興公社社長)佐々木清(環境創造センター交流棟教育アドバイザー)前司昭博(浪江町商工会青年部長)矢吹吉信(おおたま村づくりあだたらの里直売所店長)